「ワーク・ライフバランスコンサルタント」になりました!
2018.07.20
先日、株式会社ワーク・ライフバランスが実施の「ワーク・ライフバランス(WLB)コンサルタント養成講座」を受講し、コンサルタント認定していただくことができました。ばちばち!
取ろうと思ったきっかけは、お客様からの依頼です。
昨年度、某保育園の「働きやすい職場づくり」に関わる機会があったのですが、思うような成果を上げられなかった反省があります。
もっと他のアプローチがあったのではないか?
そんな思いが募って、今回、養成講座を受講しました。
講座の中では、2回、企業向けに提案書を作成する宿題があります。
1回目は、架空のモデル企業に対して。
2回目は、自分で選んだ企業に対して。
2回目の提案書には、担当した保育園を取り上げました。
もっとできたことがあったのではないか、もう一度振り返ってみたかったからです。
そこで気がついたのは、トップへの巻き込み方が絶対的に足りなかったことです。
保育現場を預かる園長が、直接の依頼者でした。
しかし、園を経営する法人側のトップは、園長に任せたまま。
私がお会いできたのも、プロジェクトの途中でした。
経営側の関心や姿勢は、プロジェクトに大きく影響します。
現場でどんなに議論し、提言をまとめても、その実施の最終決定者は経営トップ。
そこを巻き込まない限り、実現は遠いまま。
意思決定のメカニズムを見極められなかった点に、反省ばかりが募ります。
「養成講座を受けんでも、そんなことわかるだろう…」と、自分で突っ込む声も聞こえるのですが、改めて確認できたのは、私にとって大きな収穫でした。
こうして、仕事を離れて講座などを受けるのは、日々の中で感じたことを、自分の中で体系化していくためなのかもしれません。
ちなみに、WLB社の社長である小室淑恵さんとは、実はWLB社の創業間もない時期に、とあるセミナーでご一緒したことがあります。
(先方は覚えていらっしゃらないと思いますが)
当時、会社員として長時間労働を何とか解決したいと、悶々としていた私。
「ワークライフバランス」を社名にまで掲げ、信じる道を進む小室さんは、まぶしく見えたし、私自身も関わってみたいと思ったものです。
しかし、その時はまだ、キャリアコンサルタントの資格取得中で、その後も独立やら何やらで、WLBの領域に舵を切るまでには至りませんでした。
長い時間を経てしまいましたが、当時の気持ちをもう一度思い出して、個人にとっても企業にとっても「幸せな働き方」を求めて生きたいと思います。