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「ライフ・シフト」をテーマに女性管理職対象に講演

2018.04.12

「ライフ・シフト」をテーマにした講演で登壇しました。
対象は、某大手IT企業の女性管理職たちです。

ほとんどの方は、ひとつの会社で、長年働き続けてきたこともあり、「ライフ・シフト」といっても、転職や独立・起業を前面に出すことはしません。

そもそも、「ライフ・シフト」の本質は、自分の人生、特に職業人生におけるアイデンティティが変わることにあると、私は考えています。
ですから、たとえ一つの会社で働いていても、その人にとっての仕事の「意味」が変わることがあったら、それは「ライフ・シフト」と言えます。

書籍「ライフ・シフト」では、あまり触れられてはいなかったのですが、アイデンティティの見直しは、何かしら自分にとって、大着なインパクトのある出来事が、多くの場合は怒っています。

そうしたきっかけは、「個人」「社会」「生活」の3つの視点に分けられると言われています。(リクルートワークス研究所調査「人生100年時代のライフキャリア」)

例えば、私の例でいえば、病気や降格の経験により、「社会で同じように悩んでいる人の支援をしたい」という社会的視点から独立することになりました。
「また病気になるような働き方をしたくはない」という「生活視点」での動機もありました。

今回の登壇で、参加者に一番に気づいていただきたかったのは、そうした「視点」につながる、ご自分の中にあ問題意識でした。

辛かったり、悔しかったりといった体験は、自分を見つめなおす大きなきっかけとなります。
それが、どんな未来につながるのか…
日常から離れて、考える場となったとしたら幸いです。

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