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母の日に考える~フランス映画「パリの家族たち」

2019.05.29

5月12日は母の日でした。
この時期を過ごす女性の群像劇を描いたフランス映画「パリの家族たち」が今月の25日に日本で公開されます。

本作のプロデューサー・脚本・監督の3役を務めたのは、マリー=カスティーユ・マンシオン=シャールさんのインタビューがWEBメディアの「ウートピ」に掲載されました。

初めての子育てに戸惑う女性、独身生活を謳歌する女性…多様な女性の生き方を描いたというこの映画。監督は「母性神話”を否定しているというより、価値観を脱構築したと言ったほうがいいかもしれません。」と語ります。

そしてこのインタビュー記事の以下のくだりに非常に共感を覚えました。

「なんでも罪悪感を持ってしまうんですよね。私たちは、子供ができたら「ちゃんと面倒を見てあげられているかしら」と罪悪感を持つし、子供がいなければ、それはそれで罪悪感を持つ。親と一緒にいれば「馬が合わない」と罪悪感を持つし、施設に入れたら入れたで罪悪感を持つ。人生って罪悪感に満ちている。

でも、なるべくそういう感情は置いておいて、楽しく生きたいですよね。罪悪感を持っていると、ハッピーにはなれない。自分の人生だから、今ある状況の中で最大限のベストを尽くし、ハッピーになろうとすることが大事だと思います。」

今の環境や、自分のネガティブな心境を受け入れ、そのうえで幸せのために最大限の努力をする…シンプルだけど実行するのがなんと難しいことか!

それでも、自分らしい幸せとは何かを探求していきたいと思うのです。

▼監督のインタビュー記事はこちら

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