札幌ライフ　東京ライフ

2020.07.10

札幌に引っ越して３ヶ月。
予想以上の涼しさ(むしろ寒さといってもよい）に驚き、ネット通販で長袖の上着系の服をやたらと購入していた6月。
7月に入って、札幌の気温は、やっと25度を超えるようになり、夏らしくなってきました。
家の近くにある円山の森の緑の中を散歩するのが楽しくなってきます。
円山では、ちょくちょっくリスに出会えるのですよ！

コロナの影響で、一時ストップしていた研修も、様子を見ながらではあるものの、ぼちぼちと再開しています。
とはいえ、私の場合は引っ越したこともあってオンラインが中心ですが…。

実は、なぜか以前のように研修の仕事に没頭できない自分もいます。
正確には、再現なく机に向かって仕事をしていることへの没入感が、どうも変わってしまった感覚です。

仕事があることについて、経済的にはありがたいと思うものの、ちょっと立ち止まって働き方を考えたいところなのです。

東京にいたときは、ややもすると、忙しさを自慢するような気持に陥りました。
独立してしばらく、収入が不安定で苦しかったこともあって、経済的なから、自分で自分を追い込んでいたのかもしれません。

札幌に引っ越してきて、家のすぐ近くにある自然の美しさに気づいたり、野菜のおいしさを味わう日々が続きました。
夫婦で食卓を囲む日が続いたのは、もしかしたら結婚して初めてのことかもしれません。
（少々うっとうしいことはありますが）

正直、東京にいるときは、仕事だけではなくて、インプットにも追われていました。
常に最先端の知識を身に着けていないと、いつか「お呼びがかからない」存在になってしまうのではないかと思ってもいました。
だから、「地方の人はあまり自己研鑽しない」と聞いて、「自分はそうはならない！」と心に決めていたようなところがありました。

でもね。
こんないおいしくて、こんなに自然が美しい土地ならば、それを味わい楽しむことは自然なのではないでしょうか。
勉強しようという意欲は大事。
でも、人生を楽しむことも大事。
どちらが本当の幸せなのか…

どちらが正しいという話ではないと思います。
では、どのようにバランスをとっていくのか？
しばらくはそんなことも試行錯誤してみたいと思います。

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